総合日本語学科
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総合日本語学科
日本語運用力を総合的に活用する調査・研究活動(演習科目)
プレゼンテーション力の養成
成果を大学大劇場での発表会で披露
⇒演習授業
⇒選択科目
■授業時間割
※開講科目は、学期によって変更することがあります。
⇒時間割(2019年度実績)
■学年暦
⇒2024年 学年暦
言語知識習得と言語技能養成のための科目(週20時間)
文型・表現,文字・語彙,音声,読む,書く,聞く,話す
基礎から最上級まで7レベル編成
⇒進級システム
基礎科目群で学んだ力を総合的に活用する授業
⇒演習授業
演習授業の成果は発表会で披露。
日本語能力試験N-1~N-2,日本留学試験に対応した授業
進路、目的に応じて選択
さまざまな視点から日本理解を深める科目群
「日本語を学ぶ」から「日本語で学ぶ」クラス
⇒選択科目
教室内にとどまらない教育活動
⇒教室外教育活動
併設校 京都芸術大学、京都芸術デザイン専門学校との連携プロジェクト
⇒大学・専門学校との連携プロジェクト
■上級2演習授業(演習I)
「日本を知る」というテーマの基、ディスカッションや調査内容をまとめて発表します。
トピック例:「江戸時代はどんな時代」「言葉使い/学校制度/婚姻」「日本の戦前・戦中・戦後を考える」
■上級2演習授業(演習II)
自分の考えや思いを他者に伝えます。教師との1対1討論、議論。また日本人ゲストスピーカーの講義を聞き、質疑応答、内容を要約して記述します。文化や社会を異なるアプローチから捉え、日本をより深く知ることができます。
トピック例:「研究発表/京都散策」「方言」「夏の風物詩:階段/花火」「歌で見る日本の戦前/戦中/戦後」
■上級1演習授業
授業で学習した日本語を使用し、情報収集をすることを通して、日本語の運用能力を身に付けます。様々な世代の日本人と実際に接し、日本社会の一端に触れ、学びます。
また、地元の商店街に行きインタビュー調査をします。昔から買い物やコミュニティーの場として地域を支えている商店街の秀逸店、抱えている問題点に迫ります。調査内容をグループでまとめて発表をします。
■中級3演習授業
日本文化や社会に関する研究授業を行い、レポート作成を行います。平安時代から花を京都の町で売り歩く「白川女(しらかわめ)」の講義を受けました。また、学校がある地域「北白川」でかつて盛んだった「しめ縄」を実際に制作しました。
■中級2演習授業
自分でテーマを決め、日本人にインタビューをして日本人の考え方について調べます。インタビューをした結果を自分でレポートにまとめ、クラスで発表をします。
■中級1演習授業
疑問に思った、日本の文化、生活習慣、人々の考え方日本と自分の国の違いなどを図書館で、インターネットなどで調べます。調べた内容を、まとめてクラスで発表をします。
■初級2演習授業
日本の伝統文化、食文化、生活習慣など、興味のあるテーマについてグループで調べます。グループで作業することにより、授業で学習した日本語を使用し、運用する力を養います。クラスで発表した後、グループでレポートにまとめ、冊子を作ります。また、母語との発音の違い、日本語の音の特徴をつかむために、音読練習も行っています。
■初級1演習授業
「読む」「書く」「聞く」「話す」の力を伸ばすための授業です。スクリプトを考えたり、撮影したりの全てを自分たちで行うビデオ撮影や、クラスメイトに自分の町について紹介するポスター発表とスピーチなど、教科書から離れて日本語を使う練習をします。
受験対策、文化理解クラスなどを設けています。進学、就職、日本体験など、留学目的に合わせて授業が選択できます。
京都のことを知りたいと思い、この授業を受けました。フィールドワークが多く、いろいろな場所へ行きました。また、精進料理についても学び、日本料理についても勉強しました。私がおすすめする場所を書いた京都の地図を作りました。京都を通して、日本のことが理解できたと思います。
京都文化Iを受けたので、京都文化IIを選びました。フィールドワークでいろいろなところへ行き、京都の豆知識や和菓子について学びました。私は宇治が印象に残っています。京都の歴史に関する内容が多かったです。難しいところもありましたが、住んでいるだけでは分からないことを知ることができました。
日本へ来たので、日本に関するいろいろなことを知りたいと思い、この授業を選びました。授業では、先週のニュースを扱い、テーマごとに分け、関係する言葉を学びます。そして、内容を理解します。この授業を受けて、ニュースを見るようになりました。重大ニュースについても理解できるようになりました。
もっと深く日本語を勉強したいと思い、この授業を選択しました。授業では、新聞記事を読み、テーマを決めて討論をしました。
就職してから、就職活動で実際に使える日本語を学びたいと思い、この授業を選びました。ビジネスマナー、敬語やビジネスで使える文書などを学びました。基本的なことから学べるので、就職活動に役立つと思います。
美術系大学、デザイン系専門学校の受験に必要な知識と技術を習得するための授業。基礎から学ぶので、美術やデザインの経験がない人も受講可能
また、デッサンを中心に、色彩、立体構成の3科目を主に勉強します。今まで美術を習ったことのない人は、基礎から勉強します。
入試時の面接やコミュニケーション入試に必要な作品を説明するための専門的な語彙、プレゼンテーション能力を身につける特別授業も行っています。
受講期間 | 10月~7月まで |
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受講料 | 130,000円(※材料費は別に5,000円程度必要です)。 |
授業時間 | 13:30~16:30
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※この授業は基礎から学ぶ学生を対象にしていますので、大学院受験の指導は行っていません。
この授業は、月に1回京都芸術大学(KUA)の入試担当者や教員が授業を行います。自分の能力を確認しながらそれぞれが合格するために必要な知識や技術を段階的に学ぶことができます。京都芸術大学のコミュニケーション入試(8月、10月)の合格を目指します。他の大学や専門学校に進学しようとする人にも役立つ内容です。大学や専門学校へ入学した後に必要な知識、技術も学ぶこともできます。
併設校 京都芸術大学、京都芸術デザイン専門学校との連携プロジェクトを行っています。
■京都芸術大学
★大学産官学連携プロジェクト
企業や自治体から京都芸術大学へ寄せられる様々な依頼を、学生が授業として行っています。内容は、二条城のライトアップや、デパートのディスプレイ、特産品を使った商品開発など様々です。このプロジェクトに京都文化日本語学校の学生も参加しています。
※年度によって参加ができるプロジェクトは変わります
しまね新商品開発プロジェクトに参加して
日本語のプレゼンテーション能力を向上させたいと思っていた私は、クラス以外に日本語を使えるところを探していました。自信がなかったので、最初はこのプロジェクトに参加するかどうかいろいろ迷いました。日本人の学生や、先生と日本語でコミュニケーションをして、最後にプレゼンテーションもしなければならないので、それが大きな問題でした。また、デザインの経験がなかったので、新商品開発プロジェクトが私にできるか不安でした。
日本にいるこの時間を大切にして、もっと日本語を上達させたいと思い、参加することにしました。合宿中はできるだけ日本語で話すようにしました。初めての作業はとても大変でしたが、先生から指導を受け、手伝ってもらいながら作業をしました。
最終発表会の前に、みんなに伝わる日本語のプレゼンテーションを準備しました。自分の考えていることを日本語で伝えるのはとても難しいです。どのように発表をすれば伝わるか、先生からプレゼンテーションのアドバイスをもらいました。何度も何度も練習をしましたが、当日はとても緊張して思うようにできませんでした。
合宿の間、京都芸術大学の学生と作業をしたり、見学をしたり、8日間を一緒に過ごして、気の合う仲間ができました。とても大変でしたが、私はこのプロジェクトに参加してよかったと思います。他の日本語学校ではこのような体験はできないと思います。みなさんにもプロジェクトの参加をすすめたいと思います。
★大学教員による美術進学クラス受講者への指導
京都芸術大学入試対策講座
★サークル活動への参加
クラブ・サークル